2020年 釣り情報メディア「釣りコレ」がオープン!GTフィッシング情報を中心に、オフショア、ソルトなどの釣り情報をお届けします。

GTフィッシングでこの行為はやらない方が良い!特集!!

これからGTフィッシングを始めようと思っている人や初心者の方に是非伝えたい!

【GTフィッシングでこの行為をやらなければ魚(GT)を釣り上げられたかも…】
という内容を紹介します。

GTフィッシングで初心者に多い失敗とは?

【GTはルアーを凄い勢いでひったくり、男性でも海に引きずり込まれそうになるくらいの力を持っている】
そんな相手に勝つ為には何をどうすれば良いのか?

実は下記にあげている項目をやらない方がGTが釣れる可能性が高いです。

  • ハードなGTタックルを選びすぎ
  • ドラグが強すぎ
  • GTのバイトに驚きすぎ
  • GTがヒットしたときに合わせを入れすぎ
  • ロッドをギンバルに入れるのが早すぎ
  • ギンバルが適正な位置になっていない
  • 焦ってリールを巻きすぎ
  • ファイト中にロッド下げすぎ

GTフィッシングでやってはいけない行為について説明

GTフィッシングで初心者に多い失敗の項目を読んで【他のサイトや動画などGTフィッシングで検索した内容と違う!】と思われる方も多いかもしれません。

しかし近年女性でも40㎏オーバーのGTを何匹も釣り上げることが出来ているのは、実はこれらをやっていないからだと思います。

それぞれの項目がなぜ良くないのかについて順番に紹介したいと思います。

1. ハードなGTタックルを選びすぎ

【GTフィッシングなのだからGTタックルを使う!】という考えは別に間違っていないと思います。

しかし考えてもらいたいのは使用するタックルの強さが自分の体格や体力に合っているかということです。

1日にルアーを何百投もする釣りなので【疲れずに1日中投げ切れるロッドの重さ・長さ・硬さ】・【ファイトの時に自分が耐えらえれるロッドの強さ・硬さ】を基準に選ぶようにしましょう。

2. ドラグが強すぎる

これもタックル選びと同じで魚の強さに合わせるのではなく【自分の力に応じたドラグ設定が重要になります。

【ドラグがガチガチのパワーファイトをしたい!】という人は別ですが、まだファイトに慣れていない人はまずは丁寧に!1本を取れるようなファイトをした方が良いと思います。

ドラグが強すぎてロッドを落としそうになったり、海に引きずり込まれそうになったり…。
ロッドを船べりに打ち付けてラインが切れてしまった人を今まで何人も見てきています。

【基本となるドラグ設定】

釣りをする環境(地形)にもよりますがドラグは弱い→強い→弱いの順番で調整するのがオススメです

ヒットしてファーストランが終わるまでは弱め
ドラグチェッカーを使いリールの手前で測って(リーダーは出してPEライン部分で測る)数値4〜5kgくらいからスタートでも良い。

【水深・海の状況・乗船している船のスタイル】などにもよりますが【必ず弱くした方が良い!】というわけではなく【弱くても大丈夫】!ということを知っておいて欲しいです。

人によって魚のダッシュに耐えらえる力が違うので数字で表すのは非常に難しいのですが、最初から強すぎるとギンバルにスムーズにロッドを入れられなかったり船にロッドが打ち付けられる危険性もあるため、弱めからスタートで大丈夫だと伝えています。

ファイト中は【魚の強さ・自分の力】に合わせてドラグを少しずつ強める
リールを巻いても巻いても糸が出されるようであれば締めてOK

最後はドラグを少し緩める
ファイト中に【GTがもう降参!負けた!】とグングンと引っ張りながら走ることをやめるタイミングが必ずあります。

そこからはドラグを少し緩めて丁寧にファイトしましょう。
(ドラグが強すぎて無理に引っ張り上げようとすると、GTの身が切れてルアーが外れることがあります。)

3. GTのバイトに驚きすぎ

これは場数を踏んで驚かないように慣れていくしかないのですが、なぜGTのバイトに驚くのがダメなのかを説明すると…。

  • 驚いて手の動きが止まってしまう
    ルアーが止まっていてGTに見切られてしまう。
  • 焦って過剰にルアーを動かしてしまう
    焦ってロッドを動かしすぎてルアーが水面へ飛び出してしまい、GTがルアーを見失ってしまう。
  • ビックリ合わせをしてしまう
    GTがまだルアーにフッキングしていないのに焦ってロッドを立ててしまい、更に合わせを入れることによってGTを自ら外しにかかる行為をする。

最初は難しいですが【驚かない=焦らない】ということを頭の中で思っているだけでも違います。

4. GTがヒットした時に合わせを入れすぎ

慣れていない人ほどGTがヒットした際に必死に合わせ(フッキング)を入れているように感じますが【そのやり方でちゃんと合わせになっていますか?】

  • 全く合わせになっていない
  • 針を外す行為になってしまっている
  • 自分のテンションがあがり余計に焦ってしまうだけ

基本的にはGTが勝手に針にかかってくれるので【GTを釣り慣れていない人は何もしない方が良い!】というのが当サイトでの考えです。

ラインのテンションが緩まない様にロッドは立てず一定にリールを巻き続けるという行為が重要です!

釣り慣れてくると【魚がルアーをしっかりと咥えたかどうか、この魚はフッキングを入れた方が良いのかそのままで良いのか】がわかってくるので、場合によってはフッキングを入れることがあります。

5. ロッドをギンバルに入れるのが早すぎ

GTはルアーを引ったくって走り出した時にはまだ針が口に掛かっていないことが多いです。
【走りながらルアーを何度もガブガブと噛んでいる】ので、すぐにロッドを立ててしまうとGTがルアーを離してしまうことがあります。

ファーストランが止まったくらいでギンバルに落ち着いて入れるのが理想的。

すぐに上手に入れられない人は一度お腹などに少し刺して耐えながら、徐々にギンバルへと入れるように段階を踏むと良いです。

6. ギンバルが適正な位置になっていない

初心者の場合は実際にファイトをするまでギンバルの位置を気にしていない人が多いですが、事前に出来る準備としてギンバルがどの位置に来ていると自分がファイトの体制を取りやすいかを知っておく必要があります。

  • 足の間にギンバルが入り込む
  • ギンバルの位置が悪くて力を入れにくい
  • 使っている種類によってはロッドがギンバルから外れやすい

身長や手の長さ、使っているロッドによって違うので自分にとって丁度良い位置を探すしかないです。

ギンバルの位置が高すぎても低すぎてもファイトはやりにくいです。

7. 焦ってリールを巻きすぎ

早くGTを釣り上げたい】と焦ってしまうとファイトがとても雑になってしまいます。
ラインを早く巻き取れる行為は良いことですが【焦りは禁物】です。

焦ると早くラインを沢山巻き取りたくなり、ロッドを下げすぎてしまうのが一番良くないファイトスタイルになります。

自分が使っているリールがハンドル1回転で何cm巻き取れるのかを知っておくとファイトの時に焦らなくなります。

例)19ステラSW14000XGで134cm。

意外と一度に少しのハンドル回転量でも何度も繰り返すことによってGTは釣りあがってくれます。

8. ファイト中にロッド下げすぎ

【ドラグを強くしすぎない】【リールを焦って巻かない】ということにも繋がってきますが、ファイト中にロッドを下げすぎるのが一番良くないです。

男性でもロッドに【GTの重さと水圧の重さ】がプラスで掛かってくるとなると相当な力が必要になります。

体力がある間はロッドを立て直すことが出来ますが【手に力が入らなくなってきた頃にもう一度GTが走り出したら?】
この時に船べりにロッドを打ち付けてラインを切られてしまう人が非常に多いです。

では、どのくらいの位置でファイトすれば良いのかというと…。
下記の写真のような位置でロッドを上下させるのが一番です。

ロッドメーカーによって角度が違う!

180°まで立てながらファイトをして良いロッド、そうでないロッドによってロッドを動かす範囲は少し変わりますが、下げる最終の位置は同じくらいで良いです。

船べりギリギリまで下げても大丈夫なのかは体力や腕力によりますが、イラストの位置くらいで止めておいた方がどの様な状況になっても魚に主導権を握られることなくファイトを続けやすいと思います。

ファイトのコツ

ロッドを立てる時はゆっくり!
無理に勢いよく立てようとすると魚が嫌がって走り出すことが多いです。

ロッドを下げてリールを巻く時は早く!
素早くロッドを下げハンドルを回転させますが、ラインは常にたるまないように気をつけて巻きます。

最後に

  • 自分に合ったタックルを選ぶ
  • ドラグは弱め→強め→弱めの順で調整する
  • GTのバイトにかない
  • GTがヒットしたときに無理に合わせを入れない
  • ロッドをギンバルに入れる前に一呼吸を置くくらいのタイミングが良い
  • ギンバルが適正な位置になるように事前に合わせておく
  • 焦ってリールを巻かない
  • ファイト中にロッド下げすぎない

人によって体格・体力が違う

運動神経や身体の硬さなども違う

なので【これが出来たら誰もがGTを簡単に釣れるという方法はない】と思っています。

しかし、【これだけはやらない方が良い!】ということを常に頭の中でイメージしながらファイトをしていると、知らない間に自分にとって楽なスタイルでファイトが出来るようになるはずです。

最後は場数ですが、これらを意識するだけでGTを釣り上げられる確率が高くなることは間違いありません。
これからGTフィッシングを始めたい初心者の方にもオススメなファイトスタイルになると思います。

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