2019年秋に【コモド諸島で40kgのGTを釣ったときのタックル】を紹介しています。
女性でも大きなGTをあげられるタックルなので、これからGTフィッシングを始める初心者にもオススメです。
コモド島はどこにあるの?
コモド諸島はバリ島より東にある大小1,000もの島々が連なるヌサ・トゥンガラ諸島に位置しています。
【コモドドラゴンで有名な場所】です。
コモド諸島周辺海域にいる【GTのアベレージサイズは他の海域に比べて大きい】と言われています。
日によっては40kgオーバーサイズのGTが1日に何回も激しいアタックをしてくることもあります。
潮の流れが速くファイトに技術が必要なポイントもありますが、大物狙いのGTアングラーから非常に人気が高い場所です。
40㎏のGTを釣ったタックル紹介
私の場合は国内外問わず3本のヒラマサロッドを使い分けながらGTフィッシングを行っています。(その3本は全てRipple Fisher社)
今回は【GTのアベレージサイズが大きい・潮の流れが速い】ということを考慮し魚を浮き上がらせるのに必要なロッドパワーを重視したロッドを選びました。
選んだロッドは3ピース。
海外釣行の場合に受託手荷物の規定内で預けられるのでオススメです。
■ロッド
Ripple Fisher Aquila EX83-6 (3ピース)
ヒラマサやキハダマグロ用に売り出されている3ピースロッドで2019年に発売。発売されているGT専用3ピースロッドと比べると女性でも扱いやすく、GTフィッシングでも十分使えるのでオススメです。
■リール
SHIMANO STELLA SW14000XG
■ライン
VARIVAS Casting PE SMP BRAID×8 (4号)
■リーダー
VARIVAS Ocean Record SHOCK LEADER (90lb)
■ルアー
SHIMANO HEAD DIP 175F(97g)
【リールの大きさ・ラインの太さ・ルアーの大きさ】などは国内外問わず基本的にこのスタイルが多い。
特にルアーは75gから120gまでの間で、1日中キャストを続けられるように重さを変えながら使っています。
コモド諸島周辺は潮の流れが速いということを意識してのロッド選択
コモド諸島周辺は潮の流れが非常に速いポイントが多くあります。
そのため船のスタイルとしては【GTがヒットしたら魚を根から遠くへと離す為に船で引っ張ってフォローを入れる】やり方がほとんどです。
潮にのった魚と船に引っ張られるという水の抵抗が重なるため、アングラーにかかる負担が大きくなりやすいです。
コモド諸島周辺でのGTフィッシングで重要なのはロッドのパワーです。
日本や他の国で釣りをする時以上に船のフォロースタイルと釣りをする海域のことを理解しながらのタックル選びが必要になります。
硬くて強いロッドが必要というわけではなく、自分がしっかりと体重を乗せながらファイト出来るロッドと無理のないドラグ設定が重要です。
ファイト動画
航空機にロッドを搭載する時の注意
ロッドケースを航空機に預ける際に注意して欲しいこと!
最近では国内線でも航空機の受託手荷物搭載のサイズ規定が厳しくなってきています。
海外は更に厳しく最悪の場合はロッドのみ出発地に置き去りにされることもあります。
バリ島経由でフローレス島(コモド島)へ入る場合は特に注意して!
■小さなプロペラ機を利用するので受託手荷物の規定が厳しい
ロッドケースのみバリ島に置き去りにされるという事例がかなり高い確率で起こっています。
利用する航空会社の規定を必ず事前に調べること!
早くチェックインを行えば2ピースロッドでも航空機に搭載してもらえる可能性が高くはなりますが、確定ではありません。
今後は3ピースロッドが主になってくると思います。